ナムラブログ

古典占星術とか世相とかについて思ったまま書き綴る南村悠介の雑記ブログ

空襲警報が鳴らないだけで、ほぼ戦時中。

子どもの頃、父親や学校の先生、その他、いろいろな大人たちから戦時中の話をずいぶん聞かされましたが、今、全世界が置かれている状況はまさしく私が話に聞いていた「戦時中」によく似ています。 実際、われわれは未知のウイルスという敵と戦い、そして連戦…

志村さんの死を聞いて

昨日の朝、志村けんさんの死を報じるニュースを見て、私は不覚にも腰が抜けそうなほど驚いたのでした。 東京都知事が何を言おうとビビらなかったのに…、全世界でどれだけ多くの死者が出ようと今いちピンと来なかったのに…、国民的エンターテイナーであった人…

なるほど飢え死にすればコロナでは死なないわけだ。

東京都知事はやたらに横文字を使いたがる人ですが、その都知事の口から飛び出したオーバーシュートという横文字がわかりにくいからといって、それを感染爆発と言い換えたところでいったいどれほどのメリットがあるのでしょう? そもそも「バクハツ」という言…

占いと未来 ③

今、新型コロナウイルスの話題が全世界を席巻しています。「騒ぎ過ぎだ」という人もいらっしゃるようですが、身内でお亡くなりになった方がおられるご家族の気持ちを思うと「騒ぎ過ぎ」という言葉は少々不適切な気もします。 とはいえ、やはり何とかならない…

占いと未来 ②

仕事でも勉強でもスポーツでも、何かをしようとするなら目標を立てた方が“はかどる”のは言うまでもありません。 それと似たことがいわゆる“願い事”の場合にも当てはまります。「こうなったらいいな」とか「あのようになりたいな」などという思いを漠然と持っ…

占いと未来 ①

この前の記事に「占いは必ずしも未来を当てなくていいんだ」という内容の記事を書きました。でも、だからといって私は占いと未来が無関係だとは考えていません。 未来はしばしば占いの通りになってしまいます。それを人は「当たる」と表現するわけで、実際に…

占いで未来を売らない。

今回のタイトルはオヤジギャグ風にしてみました。気づいていただけましたか? 意味は「良い占いは未来を当てることを“売り”にしない」といった感じなのですが、もうちょっと解釈を進めて「良い占い師は未来を当てることに必死にならない」と受け取って頂いて…

占いに科学的根拠はいらない。

前回に引き続き、科学と非科学、そして占いについてのお話です。 「占いには科学的根拠がない」とよく言われます。 はい、その通りです。占いに科学的根拠はありません。だけど、それで何か問題があるのでしょうか? たとえば「1+1」という計算の答えが「…

占いと非科学

私たちは朝から晩まで科学技術の恩恵をべらぼうに享受しながら生活しています。科学技術のおかげで難しい病気も治るようになりました。飛行機に乗って外国にも行けるようになったし、パソコン、スマホ、などなど…、もう科学技術がなけれは現代人は生きて行け…

占いとは叩き台である。

占いとは「当てなければならない」ものなのでしょうか。そして占い師とは「当てる」仕事なのでしょうか。 実を言えば私自身、「占う」ことと「当てる」こととはジャンルの違う問題だと考えています。私の考えを言わせていただければ、占いとは「未来設計の叩…

植物は人間の心を読んでいる?

犬や猫にも心がある、と言われれば(真偽はともかく)納得する人は多いと思います。でも、タンポポや桜、さらにはキャベツだの大根だのといった植物全般にまで心があると言われると「おいそれとは信じられない」という人も多いのではないでしょうか。 ところ…

ロングアセンションとショートアセンションの動画をアップしました。

暦的には昨日となりますが、やっとYouTubeに動画の後編をアップできました。 →https://youtu.be/0hqw-fgRwuU 今回は前回の失敗?を反省した上で、自分なりにいろいろ工夫をしました。 その1つとして、まずテロップをたくさん入れました。なんだか理科の授業…

YouTubeに動画アップしたけど、自分の「声」が嫌だ…

昨日、YouTubeに動画をアップロードしました。 →https://www.youtube.com/watch?v=E0k0SJ6-y_U&feature=youtu.be よかったらご覧ください。内容は『クリスチャン・アストロロジー第1部だけでも熟読してみませんか?』の中巻に載せておいた「黄道模型」の紹介…

あと少しです。。。

昨年の大晦日以来、ブログ更新をしていなかったのですが、この期間、何をやっていたかというと動画を作っておりました。一体、いつまでかかってんだ?と怒られそうですが、誰からも教わらずに自力でやっていくのは結構シンドイです。 しかしやっとのことで、…

Kindle Unlimitedで0円って???

アマゾンのサイトで、私、南村悠介が書いた「クリスチャン・アストロロジー第1部だけでも熟読してみませんか?」のページを開いていただくと、 ¥0 Kindle Unlimited と書かれています。 「えっ、ゼロ円って、タダっていうこと? なんか胡散臭いぞ」 と思う…

とんでもない誤植がありました。。。

自著「クリスチャン・アストロロジー第1部だけでも熟読してみませんか?(上巻)」にとんでもないミスがあることがわかりました。これはアマゾンのサイトにおいて、上述の本についてユピテルさんという方が書いてくださったレビューを見てわかったことです。…

黄金比って、ホントに美しいですか?

黄金比というものをご存知ですか? 黄金比とはおよそ1:1.6180339887‥‥で表される比のことです。この比は一般的にはもっと簡単に1:1.618、あるいはざっくりと5:8、などと書かれることが多いようです。 そして四角形においてタテヨコの比が黄金比となるものを…

いろいろ感謝いたしております。

9月末に発刊いたしました拙著(『クリスチャン・アストロロジー第1部だけでも熟読してみませんか?』)ですが、なんとも地道に売れ続けているようです。もしこれが本邦初のクリスチャン・アストロロジー日本語訳とかであれば、きっと大爆発的に売れたのでし…

古典とモダンの違い、たとえばアスペクト。

占星術において、古典とモダンを比較して違いを一言で述べるのは難しいものです。たとえばオーブを例にとると、「オーブはモダンの場合はアスペクトに付随するものだが、古典では惑星に付随するものだ」といった解説をよく目にします。しかし、この説明は的…

リリーは自分が書いた本を校正しなかったのか?

アマゾンのサイトで、拙著『クリスチャン・アストロロジー第1部だけでも熟読してみませんか?』の内容紹介の欄に「CAの原書には組版上の手違いなど印刷工程で発生したミスがいくつもあります」と書きました。さらっと書きましたが、これ、気づかないで原書…

クリスチャン・アストロロジー第1部だけでも熟読してみませんか?

南村悠介です。先日の記事ですでにお伝えしましたが、9月に出版した電子書籍のタイトルを変更しました。それにともない表紙も変わりましたので、旧版をご購入いただいた方で表紙のアップデートをご希望される場合は前回の記事をご覧ください。 それで今回の…

本のタイトルを変更しました。

お気づきになられた方もいらっしゃると思いますが、9月下旬に出版したKindle本のタイトル(書名)を変更しました。したがって本の表紙も少し変わりました。 タイトルを変更した理由については別の記事で述べるつもりですが、今日のところはまず、ご購入いた…

オススメの英語辞書

前回の記事で「英語の辞書を使うコツ」と題し、「紙の辞書よりネット辞書の方がいいよ」という話しをしました。今日はその続きです。 ただし、「コツ」とか偉そうなことを書いていますが、たかだか私が思いつくことですから、すでに多くの人がやっている方法…

英語の辞書を使うコツ

今日はちょっと実用的なお話をします。 「英語で書かれた占星術書を読んで古典占星術を勉強したい」と思う方はたくさんいらっしゃるでしょう。しかし、実際に英語のテキストを読もうとすると未知の単語のオンパレードで、なかなか前に進めないという方もいら…

オリビア・バークレーの本

今、日本列島は観測史上稀に見る巨大な台風に遭遇しています。かりに避難する必要がない人であっても、こういう日は雨戸を閉めて、部屋の中で読書するくらいしかやることはありません。そこで今回は読書について書いてみたいと思います。 前回の記事で、「お…

参考文献って?

自分が書いた本に参考文献一覧を付けていません。これにはいくつか理由があるのですが、最大の理由は「どの本をもって参考文献と言えばよいのか」がよくわからなかったからです。 『クリスチャン・アストロロジー』は私が一番最初に購入した古典占星術の本で…

感謝!思っていた以上に売れています!

ただでさえ本が売れない時代…。手に取って立ち読みできない電子書籍なのに、書いたのが無名の人間なのに、有名人の推薦もないのに、「売れるわけがない!」と思っていました。 ところが嬉しいことに、先月末にアマゾンKindleから出した本がボチボチ売れてい…

古典占星術の本を英語で読むと言ったって…

現在、英語で読める古典占星術の「古典的名著」はたくさん出版されています。しかし「英語で読める」とは言っても、それらの原書の多くはもともとアラビア語やヘブライ語、ラテン語などで書かれたものです。そして、ここに古典占星術をめぐる深い問題がある…

占星術学び始めの頃

私が最初に手にした占星術書はルル・ラブアさんの本だったと思います。この「ル・ル・ラ・ブ・ア」の5文字に、私は今でも特別なマントラのような不思議な響きを感じます。 しかし当時の私にとってルル・ラブアさんの本はあまりにも難しく、何度読み返しても…

Kindle本を読むには?

Kindle本を読むためにわざわざKindle専用端末を購入する必要はありません。Kindle本はパソコンやスマホ、あるいはタブレットでも読むことができます。実際、私はKindle専用端末を持っていないので、Kindle本を読む時はいつもパソコンかスマホです。 Kindle本…