ナムラブログ

古典占星術とか世相とかについて思ったまま書き綴る南村悠介の雑記ブログ

空襲警報が鳴らないだけで、ほぼ戦時中。

 子どもの頃、父親や学校の先生、その他、いろいろな大人たちから戦時中の話をずいぶん聞かされましたが、今、全世界が置かれている状況はまさしく私が話に聞いていた「戦時中」によく似ています。

 

 実際、われわれは未知のウイルスという敵と戦い、そして連戦連敗しているわけですね。これがもし映画なら、そろそろワクチンが作り出されて地球が助かり、なぜだか知らんけどラストシーンで主演の男女がお約束のキスシーンを演じてThe End、、、となるはずなのですが…。

 

 いわゆる本物の戦時中との違いと言えば、ただ空襲警報が鳴らないだけ。もちろん焼夷弾が降ってくることもありませんし、憲兵がやってくることもありません。しかし今の状態が長引けば、戦争中のように多くの被害者が出ることは間違いないでしょう。この場合、被害者とはコロナに感染した人たちばかりではなく、仕事がなくなって困窮を極めている人たちも含めます。

 

 このところ政府が一世帯あたり30万円を支給する、と言うと、すぐさま「きちんと税金を払っている人たちがもらえるといいね」とか、「財源はどうするんだろう」などと利口ぶって話す人たちが私の周りにも何人かいます。

 しかし、もはや今となってはそんな小賢しいことを言っている場合ではありません。誰が受け取ったっていいじゃないですか。虚偽申告する人がいたっていいじゃないですか。その人たちがお金を使ってくれれば、それでも、経済は動くわけですから。

 財源ですって?…ああ、それだったら心配無用です。日銀に命じて金を刷らせればよいのです。とにかく輪転機を回せ、回せ、回せ!24時間フル稼働だ!そして福沢諭吉を刷って刷って刷りまくるんだ!
 そうすればバブル崩壊後のデフレ後遺症を一気に解消し、インフレに持っていける。ひょっとしたらハイパーインフレになるかもしれません。が、多くの国民が貯め込んでいたタンス預金も一気に市場に流出するでしょうから、とりあえず経済が動きます。そしてコロナが終息した後、デノミでも何でもやってインフレを収束させればよろしい。

 

 後先のことまで考え過ぎず、とにかく今、必要なこと、目先のことだけを優先的に考える。そして一人でも多くの命を守る。それがこういう場合の政治の役目です。

(今日はちょっとバカを承知で書いてみました)