ナムラブログ

古典占星術とか世相とかについて思ったまま書き綴る南村悠介の雑記ブログ

占いと未来 ②

 仕事でも勉強でもスポーツでも、何かをしようとするなら目標を立てた方が“はかどる”のは言うまでもありません。

 それと似たことがいわゆる“願い事”の場合にも当てはまります。「こうなったらいいな」とか「あのようになりたいな」などという思いを漠然と持っているより、その願い事をそれこそ紙にでも書いて壁に貼っておくくらいのことをした方がその願い事がかなう確率はずっと高くなるでしょう。

 なぜなら「自分はどうなりたいのか」「自分は何がしたいのか」を明確にしておくだけで、日々、自分のアンテナがその願望達成に必要な情報や人脈、チャンスなどをどんどんキャッチしてくれるようになるからです。

 

 ところがここで1つ問題があります。それは個人の願い事とか願望というものを、本人が必ずしも意識しているとは限らないということです。
 いや、本人がそれを意識していないだけなら大した問題にはならないのですが、意識の下に眠っている願望というものは、えてして意識されている願望の何倍、何十倍、何百倍ものエネルギーを持っているから始末が悪いのです。

 この意識下に潜んでいる強烈な願望を意識の上にしっかりと浮かび上がらせ、そして解放してあげないと、その本人は壊れてしまう、というか病気になってしまうことがあります。

 そこで、その意識下に隠れていて、本人さえ気づかずにいる個人的願望を意識の上に持ってくる役割を担うのが“占い”なのではないかと、私は考えています。


 つまり、本人が気づかずにいる心の奥底の願望を「見える化」してくれるものが占いだろうというわけです。


 しかし、占いが個人の心の最奥からひろいあげるのは、何もその人の願望ばかりではありません。本人が気づかずにいる恐れや不安、ネガティブな思いさえ、占いは意識の上に浮かびあがらせてしまいます。

 さて、占いが当たるかどうか、というのはまだまだその先にある話なのですが、この続きはまた後日。